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2019年6月25日
研究紹介 -絶滅危惧種リカオンの個体識別の自動化

皆さんは、リカオンという動物をご存知でしょうか。

アフリカのサハラ砂漠以南に生息する、イヌ科の種です。

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この種の特徴は、見ての通り不思議な3色の体表模様です。

この模様は個体によって大きく異なります。例えば、茶色が多い個体、白が多い個体、ほとんど黒な個体などなどです。

 

しかしこの不思議な模様を持つリカオンは現在絶滅危惧種に指定され、保全につながる生態研究が急がれています

 

この種に限らず、個体数や生存率などの生態情報を取得するために、まず個体の識別を行います。

しかしその個体識別に多大な労力や時間が多くかかっているのが現状で、私はこの種の模様を用いて個体識別を画像認識技術や深層学習による自動化に取り組んでいます。

 

国内でリカオンを飼育している動物園の一つである、よこはま動物園ズーラシアで撮影をおこないました。

 

またこの種は社会性が高い動物としても有名なので、ぜひ動物園に訪問し不思議な模様とともに観察してみて下さいね!

 

担当:M2 安家